じゃらんリサーチセンターは、全国1万5572人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2023」(2022年4月~2023年3月)を実施した。この調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行(出張・帰省・修学旅行―などを除く)実態を調べるもので、今年で19回目となる。
それによると、総合満足度の1位は大分県で、前年度の10位から大きくランクアップした。温泉を軸に持ちながらも、まち歩きコンテンツを多く擁する点が評価された。2位は圏外から鹿児島県ランクイン。トップ10は以下の通り。
- 大分県
- 鹿児島県
- 北海道
- 岩手県
- 京都府
- 長野県
- 石川県
- 長崎県
- 沖縄県
- 三重県
「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」では、石川県が2年ぶりに1位に返り咲いた。「のどぐろ」「寿司」など海鮮が挙がる中で「金沢おでん」「能登牛」なども健闘した。新たにランクインした中では5位の香川県の「うどん」、福岡県の「ラーメン」、10位岩手県の「冷麺」など麺類の人気も伺えた。トップ10は以下の以下の通り。
- 石川県
- 北海道
- 富山県
- 宮城県
- 香川県
- 福岡県
- 山形県
- 高知県
- 広島県
- 岩手県
「魅力的な宿泊施設が多かった」の1位は、大分県が2年連続12回目の1位を獲得。6位に和歌山県が圏外よりランクインした。トップ10は以下の以下の通り。
- 大分県
- 沖縄県
- 群馬県
- 北海道
- 京都府
- 和歌山県
- 山形県
- 静岡県
- 神奈川県
- 石川県
「地元の人のホスピタリティを感じた」では、沖縄県は18回連続で1位を獲得。2位の鹿児島県は圏外よりランクインした。全体的に、地方のゆったりとした雰囲気や地元の人との交流が印象に残るとの回答が多かった。トップ10は以下の以下の通り。
- 沖縄県
- 鹿児島県
- 北海道
- 富山県
- 秋田県
- 大分県
- 群馬県
- 山形県
- 岩手県
- 福島県