アリババ系の旅行予約フリギー、中国人の海外旅行の誘客支援サービスを発表、事業者向けにマーケティング支援や注文処理の運用など

アリババグループのOTAフリギー(Fliggy)は、先ごろ開催された「ITB China 2023」でパートナー向けのサービス強化を発表した。今後、中国人の海外旅行が回復することを見込んで実施するもの。フリギーでは、中国にサービス拠点を持っていない観光事業者にとって大きな恩恵をもたらすとしている。

新たなサービスとして、加盟店の出店プロセスを支援するオンラインコンサルティング、トレーニングコースなどを提供する。中国にリソースを持たない販売事業者に対してマーケティングと注文処理の運用をサポート。事業者は注文の対応に集中することができるようになる。

また、レジャー旅行を扱い事業者向けに、さまざまなデジタルツールにアクセスすることで、ビザ申請の自動更新などでの業務効率向上を支援する。

このほか、フリギーは、取引前の出店コスト無料、売上トップクラスの加盟店向けにリベートと手数料の引き上げ、中小規模加盟店向けの無担保低金利ローンの手配などの特典を近い将来開始する予定という。

高まる海外旅行需要、USJや東京ディズニーの販売増加

中国が渡航制限を解除して以降、フリギーのプラットフォームで海外レジャー観光サービスを提供する業者の1日当たりの平均取引額は、2019年同期比で1.5倍に増加。旅行者一人当たりの平均支出額は100%以上増加しているという。同社によると、特にユニバーサル・スタジオ(USJ)、東京ディズニーランド、シンガポールのセントーサ島の人気が高い。

また、2023年6月から8月の海外観光商品の注文は前年比8倍以上に増加。2023年の夏季シーズンの海外航空券の予約は前年比12倍に急増した。今夏のトレンドは4時間以内のフライトで、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、日本、韓国などの人気が高まった。

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