愛知県の休み方改革「県民の日学校ホリデ-」、名鉄が子どもの旅行割引、地域の魅力や歴史を学ぶ契機に

名古屋鉄道は、愛知県が実施する「県民の日学校ホリデ-」に合わせて、商品の割引を実施する。名鉄電車を利用して沿線地域を巡ることで愛知県の魅力や歴史を学んでもらう目的で、小児用「まるごと1DAYフリーきっぷ」を大人用との同時購入で特別価格100円で発売する。通常価格は1600円。

また、日間賀島・篠島への「でんしゃ旅」では、高校生までを対象に、宿泊プランは旅行代金から1人あたり2000円、日帰りプランは1人あたり1000円を割引く。

そのほか、「まる乗り1DAYフリーきっぷ小児用」購入特典として、「南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国」「日本モンキーパーク」「野外民族博物館リトルワールド」「博物館明治村」で、当日有効の1枚を提示すると、小学生1人が無料。日本庭園 有楽苑では、11月21日、22日、24日、27日の4日間に限り、大人同伴の高校生以下は入苑料金を無料とする。

発売開始日は10月21日からで、設定期間は11月21日、22日、24日、27日の4日間。愛知県の公立学校(幼稚園・小中学校・高等学校・特別支援学校)の児童、生徒が対象となる。

愛知県、年3日まで「ラーケーションの日」

愛知県は、ワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による日本経済の活性化の実現を目指す「休み方改革プロジェクト」の一環として、家庭と子供が一緒にすごせる仕組みづくりを推進。あいちウィーク期間中(11月21日~27日)のうち1日を「県民の日学校ホリデー」として学校や市町村が指定する新たな休業日を創設した。

また、家族の休みに合わせて子どもも活動できる「ラーケーションの日」を2023年度2学期以降に順次導入している。ラーケーションの日は、校外での自主学習活動として、学校に登校しなくても欠席扱いにししない。保護者が、ラーケーションの趣旨を踏まえて、子どもと相談し、当面、メールなどで学校に届け出ることで、「ラーケーションの日」の取得を可能とする。年3日まで(まとめてとることも可)。

このほか、愛知県は平日や閑散期への観光需要のシフトも進めていく。混雑を回避した旅行を促すキャンペーンの実施するほか、「あいちウィーク」期間中の平日に、県民向けに地元の魅力を発見するバスツアーも提供する。

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