横浜コンベンションビューロー、渋谷と共同で海外からのビジネス客誘致へ、「禅」をテーマにモニターツアー

人気観光地の横浜と渋谷が共同でインバウンドの誘客に取り組んでいる。横浜観光コンベンション・ビューローと渋谷MICE協会は、「横浜ZENツーリズム実行委員会」と連携し、2023年年11月13・14日の2日間、渋谷および横浜の両エリアで「“ZEN”ツーリズム モニターツアー」を実施した。両エリアは2021年10月に「観光連携協定」を締結。同モニターツアーが初の共同事業となる。今後はモニターツアーの実販売に向けてプランを磨き上げるほか、両エリアでの集客強化や交流促進を図る。

同モニターツアーは「観光庁による「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の採択事業として実施したもの。旅行会社や観光・MICE業界関係者ら20名が参加し、海外からのビジネス客誘致を目的として造成したツアーを体験した。

ツアーには、渋谷にある日本画の専門美術館「山種美術館」で貸切館内ツアー、横浜での中華薬膳ディナー、横浜ベイホテル東急での宿泊、三溪園の貸切、朝活、禅の第一人者「世界が尊敬する日本人100人」の枡野俊明師による禅講座・坐禅体験、懐石料理、抹茶体験などを盛り込んだ。参加者からは、「渋谷・横浜の新たな素材を理解する機会になった」、「海外からのゲストに日本の良いところを満喫してもらうツアーと感じた」などの意見があったという。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…