観光庁は、能登半島地震の影響を受ける北陸地域への観光需要の喚起を図る「北陸応援割」について、その内容を正式に公表した。2024年1月に「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」が閣議決定されたもの。
補助率は旅行・宿泊料金の最大50%(泊/人)で、限度額は宿泊単体商品・交通付宿泊旅行商品が1泊2万円、2泊以上の交通付宿泊旅行商品が3万円、周遊型旅行商品(宿泊地が2県以上) が3万5000円。
能登地域については、復興状況をみながら、より手厚い旅行需要喚起策を検討する。
観光庁が北陸4県に補助金を交付し、各県が旅行業者、OTA、宿泊事業者に対して割引価格の差額を支援。国内旅行社だけでなく訪日旅行者も対象として、ゴールデンウィーク前までを念頭に需要を喚起する。
現時点で開始時期は未定。決定次第、石川県、富山県、福井県、新潟県それぞれの県の公式サイトで発表される。