長野県野沢温泉村で2024年6月15日と16日に「産官学連携による回復ガストロノミーツーリズム開発及びポテンシャル調査」の実証実験がおこなわれる。これは、JR東日本が設立したウェルビーイングな社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上をめざす「WaaS共創コンソーシアム」による地域共創の取り組みの一環。
野沢温泉マウンテンリゾート観光局が進める「野沢温泉ガストロノミーツーリズム」を支援し、県内在住大学生の地域活躍モデルの創出およびウェルビーイングが感じられる国内観光ツアーを産官学連携で開発する。
実証では、サイクリングで移動しながら、地域食材の背景にある文化や歴史、美観、地理的背景を体験するとともに、野沢温泉村内のシェフと長野県立大学食健康学科小木曽ゼミとの連携で開発した「回復ガストロノミーレシピ」の潜在性を調査する。
また、モニターツアー中にウェアラブル端末で計測したバイタルデータを分析し数値的、定量的な心身の回復効果を検証する。