北朝鮮が外国人観光客の受け入れを再開するようだ。中国・北京を拠点とする高麗ツアーズは自社サイトで、「北朝鮮の三池淵(サムジョン)および、おそらく北朝鮮国内の他地域への観光が2024年12月に正式に再開されるという確認を現地パートナーから得た」と明らかにした。同社は、今後、数週間のうちに現地パートナーが旅程を組むとしている。
北朝鮮への国際便は2023年に再開され、2024年2月にはロシア人観光客のグループがプライベートツアーで北朝鮮を訪れた。6月にはロシアのプーチン大統領を含む外国の高官らが同国を訪問している。
北朝鮮は中国国境近くの都市サムジョンでは、「社会主義のユートピア」と称する街が建設されており、新しいアパート、ホテル、スキー場、商業、文化、医療施設を備えた「高度に文明化された山岳都市のモデル」とうたわれている。
高麗ツアーズに加えて、KTGツアーズも今冬からサムジョンへの観光ツアーを開始できると発表している。
※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。