越境EC決済サービスの「Alipay+(アリペイプラス)」は、中国の春節休暇で利用者をサポートする取り組みを進めている。Alipay+は、自国で普段使用しているEウォレットをそのまま利用して決済ができるサービス。現在、日本を含む66か国・地域の約9000万軒の加盟店と接続し、35種類のウォレットおよび銀行決済パートナーを通じて、16億以上の利用者にサービスを提供している。
世界の決済パートナー、利用者向けに春節の旅行需要に合わせたプロモーションを提供。日本の大丸松坂屋百貨店をはじめ、シンガポールの「リゾート・ワールド・セントーサ」「マリーナベイ・サンズ」、韓国の「ロッテワールド」などのショッピングモールや空港免税店10万以上の店舗が連携し、店頭およびアプリ内で特典を拡充させている。
日本では、大丸松坂屋百貨店で、Kakao Pay(韓国)を使用した4万円以上の買い物に対し、4000円の割引を2024年12月19日から2025年2月28日まで実施。また、PARCOでは、AlipayHK(香港)、GCash(フィリピン)、Kakao Pay(韓国)、Toss Pay(韓国)、Touch 'n Go Eウォレット(マレーシア)、TrueMoney(タイ)の6つのEウォレットを利用した1万円以上の購入に対して、500円の割引を2025年3月31日まで提供する。
同社によると、日本では現在、人気観光スポットを含め300万店を超える加盟店でAlipay+の利用が可能になっている。