エア・カナダ(AC)は、このほど設立した格安航空会社(LCC)の機材、路線計画などを発表した。
新しい会社の名称は「エア・カナダ・ルージュ」。この選定は、旅客、従業員、旅行業界関係者を対象にフェイスブック上のコンテストで決定したという。
エア・カナダ・ルージュは、2013年夏の運航開始を予定、全便トロント発着となる。使用機材は、太平洋線がB767‐300ER(2クラス編成)、北米線ではA319(全席エコノミー)の予定。使用機材は、エア・カナダがこれまで使用したきた機材を譲渡するもので、同社は2014年にB787納入受け入れを開始する。
また、乗継ぎにおいては、エア・カナダとスターアライアンスのネットワークを活用。受託手荷物の預け入れも最終目的地まで預けられるようにし、スムーズな運営を目指している。運賃やマイレージプログラムの連携も図り、特典利用も可能だ。
エア・カナダはエア・カナダ・ルージュとの強固な連携により、さらなる競争力強化を目指している。
なお、エア・カナダ・ルージュの運航は現在政府認可待ちだ。
>>>>次ページに【エア・カナダ・ルージュの就航路線】
【エア・カナダ・ルージュの就航路線(予定)】
- トロント-アテネ(ギリシャ)週4便
- モントリオール-アテネ(ギリシャ) 週2便
- トロント-ヴェニス(イタリア) 週3便
- トロント-エジンバラ(スコットランド) 週3便
- トロント-プンタカナ(ドミニカ) 週3便
- トロント-プエルトプラタ(ドミニカ) 週1便
- トロント-サマナ(ドミニカ) 週1便
- トロント-リベリア(コスタリカ) 週2便
- トロント-サンホセ(コスタリカ) 週2便
- トロント-バラデロ(キューバ) 週3便
- トロント-サンタクララ(キューバ) 週1便
- トロント-カヨココ(キューバ) 週1便
- トロント-オルギン(キューバ) 週1便
- トロント-キングストン(ジャマイカ) 週5便