シニア世代、旅の予約にインターネット活用がすすむ -ゆこゆこ調査

宿泊サービスを手掛ける株式会社ゆこゆこが、このほど40~60代の男女1284名を対象に2012年の国内旅行動向調査を実施、結果を発表した。この調査によると、旅行回数についてはリタイア後の男性が前年+0.9 回と増加。「今のうちに旅行に行ったり、思い出をつくりたい」と自発的に旅に出る人が 58.7%で全体平均+13.5ポイントと、高い意欲がみられた。

また、宿泊施設を予約する際の情報源については、「宿泊予約サイト」が54.1%と2年間で+12.0ポイントと大きく伸びた。「宿泊施設のホームページ」は32.4%、1 年間で+4.1 ポイントの伸びがみられ、シニア世代がインターネットの活用範囲を広げている様子がわかる。


一方、「旅行会社のパンフレット」は2年間で-5.0ポイントと減少、「新聞記事・広告」も前年-3.3 ポイント減だった。

予約方法については、「宿泊予約サイトで予約する」が前年 44.7%から 50.9%と大きく増加。しかしながら、「宿泊施設に電話(34.9%)」「旅行会社に電話(10.5%)」など、電話予約にもシニアの根強いニーズがある結果となった。

この調査は、2012年11月22日~2012年12月6日の期間に沖縄県を除く 46都道府県の40~60代男女にFAXで回答を求めたもの。対象条件として、過去1年以内に宿泊旅行(出張、帰省を除く)をした人とし、有効回答は1284件。

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