KNT-CT、国内以外はマイナス、クラツーはプラス-2013年7月

KNT-CTホールディングスの2013年7月の総取扱額は、前年比5.7%減の427億6657万円となった。国内旅行は0.4%増の275億5155万円と前年プラスを維持したが、海外旅行は16.7%減の139億5497万円と2ケタ減が継続。国際旅行も7.6%減の4億5520万円と前年割れとなった。

会社別ではクラブツーリズムが、国内が6.9%増の93億3146万円、海外が0.8%増の50億8232万円で、国内・海外とも前年を上回った。海外旅行はトルコのデモやエジプトの暴動などの影響で厳しい状況があったものの、クルーズが好調だったという。国内旅行は天候不順で北海道は苦戦したが、中国や九州方面は好調。また、バス部門は%増、テーマ旅行部門も富士山の世界遺産登録で12.3%増と大幅に増加したという。

一方、近畿日本ツーリスト(団体)は、海外団体が前年の大型団体の反動が影響し、24.6%減。国内団体は学生が0.9%増と前年並みだったものの、一般団体は4.0%減となり、国内旅行は0.2%増となった。近畿日本ツーリスト個人旅行は、国内自社企画のメイトが取扱人数では首都圏、伊勢志摩、中国四国方面が前年を大きく上回ったが、取扱額では4.9%減となった。海外旅行のホリデイは29.6%減。チャーター便を設定した欧州方面は伸びたが、販売割合の高い東アジアの不調が影響し、特に中国が大きく低迷しているという。



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