ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ・マーケティングのPontaリサーチ「第1回Ponta消費意識調査 2013年10月」で、消費者の旅行関連商品・サービスへの購入意欲が高いことが分かった。「いま購入・消費したい商品・サービス」(複数回答)では、1位は食品(普段食べるもの)(66.3%)だったが、2位に旅行(宿泊を伴うもの)(52.3%)が入った。旅行(日帰り)も30.6%で7位となった。
また、「冬のボーナスの使い道」(3つまで)では1位に旅行(宿泊を伴うもの)(12.2%)がランクイン。2位の外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)の7.1%を5ポイント上回り、突出した人気がうかがえる。
一方、先ごろ2014年4月からの消費税引上げが表明されたが、「消費税率引き上げ前に購入・消費したい商品・サービス」では、1位は住居関連(住宅関連、家電、インテリアなど)(23.3%)、2位は通信・メディア関連(携帯、パソコン、書籍、各種ソフト、ダウンロードサービスなど)(13.1%)、3位は自動車関連(四輪、二輪、関連機器など)(12.8%)となり、旅行が含まれる余暇活動関連(旅行、スポーツ、観劇、習い事など)は6.0%で6位。増税前の駆け込み需要は少なそうだ。また、「特にない」の回答が45.1%と最も高かった。
同調査は2013年9月4日~10日まで、「Pontaリサーチ」会員を対象に実施。2924人の回答者を得た。