関空、新LCCターミナル開設へ、拠点LCCの成長とアジア需要の取り込み狙う

関西国際空港はLCCターミナルビルとして第3ターミナルビル(T3)を開設する。

関空ではLCCターミナルとして第2ターミナルビル(T2)を2012年10月28日に供用開始。しかし現在、国際線9社140便、国内線2社1日28便と日本最大のLCC受入空港となっており、将来的な処理能力の限界を予測することから、新ターミナルの整備を決定した。拠点LCCの成長を可能とし、アジアの需要を取り込んでいく。

駐機場とスポットは2015年度中に供用開始する予定で、スポット数は6。中大型機の対応が可能で、小型機は11機まで対応。新ターミナルビルは総面積約3万3000平方メートルの予定で、一部除き平屋建てとし、2016年下期に供用開始する予定だ。また、第2ターミナルの改修も予定しており、年間処理能力は現在の400万人から、第2ターミナルと第3ターミナルをあわせて800万人に倍増する。

関空資料より
関空資料より

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