那覇空港LCCターミナル、2月10日から国際線施設の供用開始、内際で200万人目指す

ANAグループは2014年2月10日から、那覇空港のLCC専用ターミナルで国際線施設の供用を開始する。2012年10月より那覇空港のANA貨物上屋の一部を改装し、国内初のLCC専用ターミナル(国内線のみ)として運用していたが、今後は同じターミナル内で国際線・国内線の一体運用が可能となる。

これを受けて、ANAグループが出資するピーチ・アビエーション(MM)が、この施設で国際線旅客の搭乗手続きを開始する。那覇空港を関西空港に次ぐ第二拠点と位置付けているMMは、沖縄からの国内線・国際線のネットワークを拡大していく方針。また、ANAグループでは、今回の施設の増設によって、訪日外国人旅客をさらに増やしていき、政府が目指す観光立国の実現や沖縄県が掲げる入域観光客1000万人の実現に向けて貢献していきたい考えだ。中期的には、那覇空港のLCC専用ターミナルの利用者を、2013年の約40万人(国内線のみ)から内際合計で200万人に拡大することを目指す。

ピーチ・アビエーションは現在、那覇/関西線で1日3往復、那覇/石垣線で1日1往復、那覇/台北(桃園)線で1日1往復を運航。さらに、今年7月19日からは那覇/福岡線を1日1往復でしなき開設する。また、同じくANAが出資するLCCバニラ・エアは那覇/成田線で1日3往復を運航している。

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