全日空（NH）が発表した2014年2月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比2.9％増の47万4625人となった。有効座席キロの8.6％増に対し、有償旅客キロは5.8％増と需要が供給をやや下回り、利用率は70.3％で前月よりも5.2ポイント低下した。
方面別では、ヨーロッパ方面が8.0％減の4万3767人と減少したが、北米・ホノルル方面が有効座席数21.1％増の供給増で旅客数も16.0％増の10万7213人となり、前月に引き続き好調に推移。アジア方面も2.9％増の32万3645人となり、全体でプラス推移となった。
国内線の旅客数は1.0％増の279万9611人。有効座席キロは0.3％減、有償旅客キロは1.0％増で、利用率は62.0％と前月より4.9ポイント改善し、2か月ぶりに6割台に戻った。
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