国土交通省はこのほど2014年(平成26年)1~3月の特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、欠航率では前年同期の2.34%から2.16%に改善。しかし、2013年10月〜12月の欠航率1.25%よりは悪い結果となった。
最も欠航率が高かったのはバニラエアで4%。特に機材繰りによる欠航が他社と比較して突出した。次に高かったのがエアドゥで2.98%、日本航空も天候による欠航が2.14%と最も多く。全体でも2.7%と3番目に欠航率が高い結果となった。そのほか、LCCではピーチアビエーションが0.73%、ジェットスター・ジャパンが2%で、いずれも天候による欠航のみだった。
なお、国交省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に毎年4半期毎に発表。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。
(トラベルボイス編集部)