JTBと箱根町が包括連携、訪日客向け魅力向上や商品造成販売など3つの取組みで

JTB国内旅行企画と箱根町は先ごろ、箱根における観光振興に関する包括的連携協定を締結した。インバウンド対策を中心に観光客誘客と地域経済活性化を図り、消費拡大を実現する観光振興策を拡充していく。

具体的には、箱根町が掲げている観光推進の指針計画「HOT 21観光プラン」の5つの基本方針に連動。この実現のために、(1)地域活性化に向けた観光振興の仕組みづくり、(2)訪日外国人向けの価値向上策の強化、(3)周遊型・着地型商品・プログラムの造成・販売、の3つの対策を、具体的に行なう。

例えば(1)の仕組みづくりでは「箱根全山」の一致体制を実現する組織体制の実現のほか、箱根の価値向上を目指すシンポジウムや研修会を開催。産学連携による教育プログラムも融合する。また、(2)の訪日客対策では、観光案内所の機能強化や、外貨両替・クレジットカード利用促進をめざし、外貨自動両替機も設置。(3)の商品造成販売では、ヘルスツーリズムやスポーツツーリズムなどのニューツーリズムなども取り組んでいく。

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