三重県が実施した調査で、「伊勢志摩サミットの開催を知っている」のは全体の74.2%となった。同時に三重県は、「訪れたいパワースポットがある」「牛肉・エビがおいしい」といった面で47都道府県中一位を獲得。「訪れたい世界遺産がある都道府県」でも、京都に次いで2位にランクされることが分かった。
この調査は、三重県のブランドイメージを明らかにする目的で同県が実施したもの。全国の20代から50代の男女1750名が回答。イメージランキングは全国47都道府県が対象だ。
伊勢志摩サミットの開催については、全体の約74.2%が「知っていた」と回答。約4分の3が認知している結果に。属性別にみると、男性(78.7%)のほうが女性(69.7%)よりも認知度が高く、年代では50代(85.4%)や40代(81.5%)が高かったという。
また、「訪れたいパワースポットがある都道府県」は、1位三重県(29.8%)に続き、2位に京都府(18.9%)、3位に島根県(10.1%)がランクイン。その内訳をみると、女性(34.6%)による認知のほうが、男性(24.9%)よりも高いことが明らかになっている。
さらに三重県は、「訪れたい世界遺産がある都道府県」では、1位京都府(22.9%)に次いで2位を獲得。「旧所や歴史的建造物がある都道府県」「伝統のある都道府県」「日本文化が感じられる都道府県」分野では、いずれも京都府と奈良県に次いで3位にランクされた。
なお、「牛肉がおいしい・有名な都道府県」は、1位三重県(60.8%)に次いで、2位兵庫県(30.2%)、3位佐賀県(19.7%)が上位に並んだ。同時に三重県は「ブランド牛が食べられる」点でも、2位の兵庫県を引き離してトップとなった。また、「エビがおいしい・有名な都道府県」では、1位三重県(35.5%)、2位北海道(25.5%)、3位富山県(13.2%)の順となったという。