羽田政策枠で鳥取線・石見線を2年間延長へ、2018年3月25日から -国交省

国土交通省は、配分期限が2018年3月までとなっている「羽田発着枠政策コンテスト」の羽田/鳥取線と羽田/石見線について、「羽田発着枠政策コンテストにおける取組の評価検証に係る懇談会」での取組評価を受けて、両路線とも羽田発着の配分期間を2018年3月25日からさらに2年間延長することを決めた。

「羽田発着枠政策コンテスト」とは、地域と航空会社とのパートナーシップを通じて、ニーズにあった需要喚起策などの取り組みを実施していくことが重要という考え方から、羽田政策枠として3枠を活用するもの。評価の結果、山形線、鳥取線、石見線にそれぞれ羽田発着枠が認められ、2014年夏ダイヤから2年間の期間限定で実施。さらに、2015年の有識者懇談会での評価の結果、山形線は3年間、鳥取線と石見線はそれぞれ2年間(2018年3月まで)延長されることが決まり、運用されてきた。

この政策枠を活用して、日本航空(JAL)が山形線で1日1便から2便に増便。全日空(ANA)が鳥取線で1日4便から5便に、石見線で1日1便から2便にそれぞれ増便している。2016年度の実績は、山形線が対2015年度比188.2%増の8万8,832人、鳥取線が同12.2%増の35万3,543人、石見線が同58.4%増の11万2,355人となっている。

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