米サンフランシスコ市でエンタメ活動が緩和、共有スペースや屋外活動を許可、今年の観光客数は半減見込み

米サンフランシスコ市は、屋外エンターテイメントと音楽活動の本格的な再開に向け、新たな暫定許可プログラム「Just Add Music (JAM)」を発表した。これにより、企業、組織、個人が共有スペースやその他屋外の場所で、公衆衛生規則に従ったうえでエンターテイメント活動を行うことができるようになる。

新型コロナウィルス感染拡大以降、これまでは、屋外のエンターテイメントや音楽活動については、1日だけの許可証もしくは数百ドルで年間12日間までに制限された許可証を申請する必要があった。

JAM許可プログラムでは、 共有スペースの許可場所、公共事業のカフェのテーブルと椅子の許可場所、屋外の私有地での活動(例:パティオ、屋上、駐車場など)、ファーマーズマーケット、屋外でフィットネスクラスを開催しているジム、ドライブインの集まりが許可申請の対象となる。

サンフランシスコの観光は新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、サンフランシスコ市のDMOであるサンフランシスコ・トラベルでは、2020年の同市への訪問者数は前年比53.1%減の1290万人と予測。2021年は1840万人までの回復を見込むものの、2019年比では30%減にとどまると見ている。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…