アリタリア-イタリア航空は、ローマ・フィウミチーノ空港とミラノ・リナーテ空港間を運航する一部の便で出発前抗原検査を始めた。搭乗前に迅速な抗原検査を実施して陰性と判明した場合、あるいはフライトの出発時間から72時間前以降のPCR検査、または抗原検査で陰性の証明書を提示すれば搭乗することが可能になる。
対象となるのは、ローマ発AZ2038便(毎日運航)とAZ2092便(週5便)、ミラノ発AZ2039便(毎日運航)とAZ2061便(週5便)の4便。現在のところ、同航空は同区間で1日14往復を運航している。
この4便の航空券を持っている乗客は、ローマの空港では長期駐車場で鼻腔による迅速な抗原検査を無料で受けることができる。結果は30分ほどで判明。陰性の場合は搭乗することができるが、陽性の場合、旅行者は保健当局が定めるガイドラインに従うことになる。
同航空の日本/イタリア路線は現在も運休を続けており、羽田/ローマ線の新規就航は2021年3月になる見込み。