エアビーアンドビー(Airbnb)は、ワールドワイドオリンピックパートナーシップの一環として、国際オリンピック委員会(IOC)が支援する「Airbnbアスリートトラベル助成金」を開始する。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、多くのストリートが大きな影響を受けていることから、アスリートへの大会前後の遠征や宿泊のサポートを拡充する。
このプログラムは、今後8年間にわたり、トレーニングや大会出場資格の取得、遠征の宿泊などに利用できる1人当たり最高2000ドル(約22万円)の「Airbnbプロモーションクレジット」を年間最大500人のアスリートに提供するもの。パートナーシップ期間中の直接支援は、合計800万ドル(約8.6億円)に相当する。
AirbnbとIOCおよび国際パラリンピック委員会(IPC)との関係は9年におよび、これまでにスポンサーシップ全体のうち4000万ドル(約43億円)がアスリートへの直接的な支援に充てられてきた。そのなかには、助成金に加えて、オリンピアン・パラリンピアンによる体験プログラムの提供、パラリンピアン向け宿泊施設のアクセシビリティの改善などへの投資も含まれている。
※ドル円換算は1ドル108円でトラベルボイス編集部が算出