航空データ分析大手のシリウムは、東京オリンピック期間中の日本着の航空座席数の推移を公表した。それによると、日本の航空会社が提供した総座席数に占める国際線の割合は、大会前および大会期間中でわずか13%。今年6月とほぼ同じ水準となり、五輪期間でも国際線の供給が増えていないことが分かった。
また、海外からの到着後には隔離が義務付けられていいため、開会前の7月上旬から座席数は増加。期間中の8月は、35万席を超えるピークが2回あった。期間中、最も利用者数が多った空港は羽田と成田。札幌は、マラソンやサッカーが行われたことから、那覇、福岡、関西を抜いて3位となった。