修学旅行への保護者の不安、トップは「コロナ感染」、中止・不参加のキャンセル料負担も上位

損保ジャパンとその子会社で修学旅行キャンセル保険を提供するMysuranceが、先ごろ「コロナ禍の修学旅行の参加実態調査」を実施した。調査は2021年11月12~22日に損保ジャパンが運営する会員制ウェブサイト上で実施。全国の小中高生の保護者1663人から回答を得た。

調査結果によると、修学旅行に参加させた際の不安トップ3は、「旅行中の子どもの新型コロナウイルス感染(53%)」、「宿泊先、交通機関の感染対策(38.1%)」、「修学旅行の中止・不参加によるキャンセル料の負担(19.8%)」だった。これから参加させる際に不安なことトップ3も同様で、キャンセル料に関する不安は26%と、すでに実施された子どもの保護者より高かった。

発表資料より

こうした結果を受け、日本修学旅行協会は「修学旅行をはじめとする教育旅行は、子どもたちにとって貴重な学びの機会であり大切な経験。キャンセル料の取り扱いは各自治体や旅行会社により異なり、保護者の参加・不参加の判断にも影響した。新しい保険が整備・拡充されることは、保護者の不安を減らすという意味で重要」などとコメントしている。

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