オンワード商事は日本旅行と、学校向けにSDGsに関する実践的な学び場の提供を目的に協定を締結した。
オンワード商事では2020年から、サステナビリティ方針のもとに廃棄削減や海洋プラスチック問題などに関する取り組みを実施している。これに、学校制服などの顧客である学校側から、企業ならではの体系的な学びの提供を求める要望が多く寄せられるようになった。
そこで、日本旅行が取り扱う修学旅行などの学校向け教育プログラムにオンワード商事の経験や知識をいかした「環境課題に関する体験型の学習機会」を組みあわせ、新学習指導要領に対応した学習機会を創出。
具体的には、ワークショップ型の出張授業の提供や教育旅行で、教育旅行ではビーチ等での清掃活動で回収した漂流ペットボトルを学校制服の原料となる繊維に再生することを学ぶ。すでに実施している出張授業では、参加者の9割が「満足」の回答をしたという。