観光庁、「宿泊施設の高付加価値化」へ経営ガイドライン・登録制度を創設、「持続可能な稼げる産業」の変革へ

観光庁はこのほど、宿泊業の高付加価値化のための経営ガイドライン・登録制度を創設した。2021年から2022年にかけて実施していた「アフターコロナ時代における地域活性化と観光産業に関する検討会」の最終とりまとめを踏まえ、宿泊事業者が高付加価値化に向けた経営を行う上での指針を示すガイドラインを策定。ガイドラインに則った経営をおこなう事業者の登録制度を設けた。

登録制度については、宿泊業の高付加価値化に向けた経営について、4つの視点(会計の視点・持続可能性の視点・労働環境改善の視点・IT導入の視点)から経営に取り組む宿泊施設を登録。登録事業者を補助事業などで積極的に支援することで、生産性・収益力の向上、従業員の待遇改善を推進し、滞在価値向上による消費額増加・再訪促進の実現、「持続可能な稼げる産業」への変革を目指していくねらいがある。

2023年2月1日から受付事務局サイトで登録申請の受付を開始する。

宿泊業の高付加価値化のための経営ガイドラインに基づく登録制度

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