民泊エアビー、宿泊提供者の出身校までわかる「Airbnb Rooms」を立ち上げ、手数料込の価格表示や長期滞在向け割引など新機能も

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エアビーアンドビー(Airbnb)は2023年夏、新たに「Airbnb Rooms」を立ち上げる。宿泊提供者であるホストのことをもっと知りたいというゲストからの声に基づいて刷新されるもの。Airbnb Roomsでは新たに「ホストパスポート」を設け、予約前にホストのことをこれまで以上に把握できるようにする。

Airbnb Roomsでは約100万軒が登録され、検索フィルターも再構築。新たなプライバシー機能も追加する。

同社のブライアン・チェスキー共同創設者兼CEOは「Airbnb Roomsは、創業時のシェアリングというアイデアに立ち返るもの」と説明している。

Airbnb Rooms限定のホストパスポートでは、ホストの写真のほか、出身校、仕事、ホスト自身のこれまでのストーリーなどを知ることができる。また、Airbnb Rooms掲載の物件では、部屋の鍵の有無、浴室が共用かプライベートか、滞在中にホスト以外の人がいるかどうかなどの情報が表示される。

検索フィルターでは、「場所のタイプ」フィルターを再設計。AIrbnb Rooms対象の部屋を簡単に検索できるようにするほか、機能強化された価格フィルターを使用すれば、場所ごとの平均価格が表示されるようになる。

報道資料よりこのほか、ユーザーからのフィードバックから50項目以上の新機能の追加とアップグレードを実施する。合計金額は手数料を含む税抜価格で表示するほか、長期滞在者向けに、3ヶ月以上の滞在の場合、3ヶ月目以降の料金を値下げする。このほか、予約前のチェックアウト手順の確認、マップやウィッシュリストのアップグレード、24時間年中無休のカスタマーサービス、新たな分割払い方法などが加わる。

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