アリババの旅行プラットフォーム「Fliggy(フリギー)」と大阪観光局は、中国人観光客誘致に向けた戦略協定を締結した。両者は大阪の多様な観光資源を活かし、大阪ならではの旅行商品の開発と販売、デジタルマーケティング、目的地のブランド構築などで協業していく。
大阪は中国人観光客に最も人気がある日本の都市の一つ。Fliggyによると、4月の大阪のホテル予約数は、前年同月比20倍以上に増え、中国から大阪への航空券の予約数も前年同月比9倍以上に増加、前月比で124%増となっているという。
具体的には、両者は、大阪の食文化、宿泊地、スポーツ、観光名所、アニメなどに関連した旅行商品の共同開発や、大阪のブランド価値向上と中国人観光客誘致に向けたKOLによるライブ配信などを予定している。