徳島県、阿波人形浄瑠璃の出張サービスを開始、解説付きで人形遣いを派遣、演目の提案も

徳島県の徳島県立阿波十郎兵衛屋敷が、阿波人形浄瑠璃の出張サービスを始めた。阿波人形浄瑠璃は国の重要無形民俗文化財に指定されている芸能。徳島は全国で最も多くの人形座や人形師が活躍している。

数多くある演目の中から「寿二人三番叟(ことぶきににんさんばそう)」や「えびす舞」といった特にめでたい演目を選び、解説を含め、神様の人形が多幸を祈願して舞い踊る。人形座から人形遣い約6名、阿波十郎兵衛屋敷より職員2名を派遣。公演時間は約15分で、目安費用は8万円。交通費は別途となる。事前に日程、場所、予算、要望などを聞き取り、天下泰平、五穀豊穣、家内安全などに応じた演目を提案する。

阿波十郎兵衛屋敷では、阿波人形浄瑠璃を毎日上演。 展示室では阿波人形浄瑠璃の特色や木偶人形の展示、徳島の伝統文化をテーマとした特別公演も定期的におこなっている。

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