星野リゾート、「星のや」ブランドを再定義、「界」と「OMO」は出店を加速、来年は東京・五反⽥にも

星野リゾートは、「OMO5東京五反⽥ by 星野リゾート」を2024年4⽉11⽇に開業する。このほか、同社では2024年に新たに4施設の開業を予定。「OMO」ブランドでは、五反田に加えて6⽉に「OMO7⾼知」、夏に北海道・函館市でリニューアル開業を予定。温泉旅館「界」は、4月25日に「界 秋保」、秋に「界 奥⾶騨」が誕生する。

このほど開催された星野リゾートのプレス発表会で、代表の星野佳路氏が同社のブランド展開について説明。温泉ブランド「界」や 都市観光ホテル「OMO」については、既存施設のリブランドが主となるため 「今後、展開スピードは増していく」(星野代表)と話した。このため、特にOMOではスケールを活かしたマーケティングを模索しているという。

一方で、「星のや」や「リゾナーレ」については「地域ごとに工夫が必要。インバウンド比率、オン・オフシーズンなど地域性を反映していく苦労がある」として、展開スピードは「界」よりはスローペースになると見通した。

また、同社の旗艦ブランドとなる「星のや」では、このほどブランドコンセプトを再定義。従来の「もうひとつの日本」から、新たに「その瞬間の特等席へ」と定め、外資系ホテルにできない日本ならではのおもてなしを追求してブランド力を高めていく方針だ。

この背景について、星野代表は、近年、日本各地に外資系高級ホテルの開業ラッシュが続き競争が激化していることをあげた。日本旅館を起源とする同社として「和のおもてなし」で差別化を図る。「海外向けのメッセージも強く入っている。どこを切り取っても『星のや』らしくなるよう、スタッフ全員でブランド浸透してく」と意欲を示した。

新たなOMOブランド、東京・五反田に開業

「OMO5東京五反⽥ by 星野リゾート」は、今年12月に竣工する五反⽥JPビルディング内の地上60~100メートルの⾼層階に位置し、五反田には様々なジャンルの飲食店が集まっていることから、コンセプトは「夜景とご馳⾛のパラダイス」とする。公式サイトでの予約受付は2024年1月11日から。

OMO5東京五反⽥の最⼤の特徴は、地上60メートルにあるOMOベース。OMOカフェ、ショップ、ドッグガーデン、⽔景のある空中庭園などを設置する。

空中庭園イメージ(報道資料より)

客室は8タイプの全188室。客室は五反⽥の飲⾷店の賑わいから着想を得たデザインで、洋⾷店のレンガや、スナック・居酒屋が集まるビルのタイルのように、客室のソファやクッションにはブラウンやオレンジ、グリーンなどレトロな⾊調のファブリックが使⽤される。2~3人定員の客室を中⼼に、4人定員のデラックスルームやキッチンが付いた6人定員の「OMOハウス」などグループ滞在のニーズにも応える。

客室イメージ(報道資料より)また、OMOブランドが提供する地域体験サービス「ご近所アクティビティ」と「ご近所マップ」の2つのコンテンツで構成される「Go-KINJO(ごーきんじょ)」も提供する。

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