米国の航空旅行が活況、空港の保安検査通過人数が過去最多を更新、今夏はさらに増加の見込み

米国運輸保安庁(TSA)は、2024年6月23日の日曜日の1日で米国の空港の保安検査を通過した人数が約300万人となり、戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)前日の5月24日金曜日に記録した過去最多を更新したと発表した。

TSAでは、多くの米国人が夏の旅行を始める7月4日の金曜日には300万人を超えると予想。TSAのデビッド・ペコスキ長官は、「今夏はこれまでで最も忙しい夏になると予想している。独立記念日の休暇中にピークを迎えるだろう」と話している。

コロナ収束後、急速に旅行需要が回復しており、これまでに保安検査通過人数が多かった10日のうち、7日が今年の記録となった。

TSAは、7月4日から7月8日までの保安検査通過人数を計3200万人、1日平均約267万人と予想。これは前年同期比で5.4%増となる。

また、米国の航空業界団体エアラインズ・フォー・アメリカは、今夏の航空旅行者数が前年よりも6.3%増加すると予測している。

※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。