JTB、訪日客向けに新ツアーブランド立ち上げ、高所得者層をターゲットに、第1弾は富士山ヘリ遊覧ツアー

JTBグループでインバウンドを専門に扱うJTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)はこのほど、訪日外国人観光客向けパッケージ旅行「サンライズツアー(SUNRISE TOURS)」の姉妹ブランドとして、「サンライズツアープレミア(SUNRISE TOURS Premier)」を立ち上げた。主に、富裕層に次ぐ規模の純金融資産を持つ高所得者層である“アフルエント層”の取り込みをねらう。ブランド立ち上げに伴い、ヘリコプターで富士山と都内上空を周遊する記念商品を2024年11月19日に発売した。

サンライズツアーは今年、60周年。訪日客のニーズが高品質な旅へとシフトするなか、部内横断型の商品開発プロジェクトでターゲット層の行動特性やポイントを研究し、高付加価値体験に特化した商品を取りそろえる新ブランドとして「サンライズツアープレミア」を企画した。

記念商品は、サンライズツアーのベストツアーで、通常はバスや新幹線の移動で所要時間が約12時間かかる都内発着の富士箱根日帰りツアーを、都内名所と富士山を80分間のヘリコプターで遊覧する形にアレンジ。ヘリコプター遊覧プライベートツアーは、サンライズツアーの中でも初めてとなる。料金の一例は1人あたり180万円。

今後も、地域の魅力あるコンテンツを開拓したプライベート型高付加価値体験商品を拡充したいとしている。

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