和歌山県・那智勝浦町と宿坊体験サービス運営会社が協定、歴史的建造物の活用やデジタルノマド誘致へ

宿坊サービス「OTERA STAY」を展開するシェアウィング社は、和歌山県の那智勝浦町と包括連携協定を結んだ。両者は、那智勝浦町の歴史的資源や自然資源を生かし、観光資源としてのさらなる価値向上を図るとともに、訪日外国人やデジタルノマドの誘致を促進していく。

具体的には、歴史的建造物の活用では、観光資源としての活用、歴史的建造物のデジタル化、修復および保存活動を推進。訪日外国人誘致では、プロモーション活動、受け入れ体制の整備、観光プログラムの提供などを進めるほか、デジタルノマドの誘致では、ワーキングスペースの整備、生活支援サービスの提供、プロモーション活動をおこなっていく。

日本でも、2024年春からデジタルノマドビザが発給が開始されていることから、那智勝浦町ではデジタルノマドワーカーを取り込むことで、地域経済の活性化を目指していく考え。

「OTERA STAY」は現在、全国11ヶ所の寺社で展開。さまざまな宿坊体験の運営を支援している。那智勝浦町にある「Temple Hotel大泰寺」もその一つ。2019年に開業後、現在は宿泊者の8~9割が外国人観光客だという。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…