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ルフトハンザグループは、ルフトハンザ ドイツ航空の公式LINEアカウントに、AIチャットボット「Swifty」による対話型予約サービスを導入した。これにより、同公式LINEアカウントのユーザーは、グループ内のルフトハンザ、スイス インターナショナル エアラインズ、オーストリア航空のフライト予約をAIとの日本語チャットでおこなうことができる。
ルフトハンザでは、アジア圏の顧客の予約・購買行動は、欧州市場とは大きく異なることが多いことから、地域独自の流通チャネルの開拓に注力しているところ。
「Swifty」は、ルフトハンザ・イノベーション・ハブが開発。旅行先や旅程などを提案するだけではなく、予約を含めた旅行計画全体のプロセスの手続きができるもの。開発チームは、AIエージェントを完全導入することで、2029年までにダイレクトチャネルでの取扱量が7%増加し、アップセルの取扱量は10%以上増加する可能性があると見込んでいる。
また、旅行会社が「Swifty」を自社のユーザー・インターフェースに組み込むことも可能だという。