ホテル日航熊本は日本ハラール協会の協力のもと、イスラム教徒(ムスリム)の生活規範に対応するサービス態勢を整備した。2014年2月1日からサービスを開始する。
すべての客室には机の引き出しにメッカの方角を示すキブラを備えて礼拝できるようにしたほか、礼拝に必要な礼拝マット、女性用の礼拝衣装の貸し出しも行なう。また、朝食ではホテル内のブラッスリー「セリーナ」で、豚肉やアルコールを含まないオリジナルメニューも、事前予約で対応する。
ホテル日航熊本によると、上記の取組みは熊本県内のホテルでは初めてのこと。今後、政府のビザ緩和施策でインドネシアやマレーシアなどの訪日客が増加傾向となるなか、ムスリムの利用客が安心して滞在できるサービスに取り組んでいくとしている。