マクロミルが小学生の子供を持つ母親1000名に実施した調査によると、子供と一緒に過ごすために取得する有給休暇や夏季休暇は平均4.1日。ただし、全体割合では4人に1人が「通常の休日以外で、休みを取る予定はない」(25.5%)と回答していることが分かった。
また、政府が検討を開始した「キッズウィーク」についての認知は、「内容まで知っている」人が20.8%、「聞いたことはあるが内容までは知らない」が35.7%。内容を説明したうえで改めて賛否を聞いたところ、「どちらともいえない・わからない」が42%、「反対」が32%、「賛成」が27%となった。
子供の夏休み期間中の働くママの休暇取得予定状況と、キッズウィークに関する賛否は以下のとおり。
賛成派の理由としては、「子供と過ごせる時間が確保しやすい環境になるのは良い。夏休み期間が少し短くなるのは有難い」「大型連休はどこも混んでいて出かける気にならないので、とてもいい取り組み」といった声がきかれた。
一方、反対派としては「子供の休みを分散されても、働く親は分散して休みが取りづらい。分散されると子供を預ける場所に苦労する」「有給取得が難しい業種であるため、祝日などが増えていくことで、職種による格差が広がる」などの意見があったという。
この調査は、全国の22歳から59歳までの会社員・公務員の母親のうち、既婚で小学生の子供と同居している女性1000名を対象に実施したもの。調査期間は2017年6月13日から14日まで。