LCCピーチ、訪日手配「フリープラス」に6億円出資、CtoC旅行予約「COTABI」の開発・運用パートナーに

LCCピーチ・アビエーションは訪日旅行の手配事業を行なうフリープラスに出資したことを発表した。出資額は6億円。フリープラスが実施した第三者割当増資で発行した株式を引き受けた。

ピーチ・アビエーションは、個人取引型（CtoC）の旅行予約プラットフォーム「COTABI」を開設する予定だが、フリープラスはそのシステム開発や運用パートナーとなる。「COTABI」以外の事業でも幅広い分野で連携し、新たな価値の創出を目指すとしている。

フリープラスは2007年、ITアウトソーシングサービスを開始。2010年10月に訪日旅行手配で旅行業に参入している。現在では第2種旅行業者として訪日旅行のオペレーターを中心に、訪日向けレストラン予約や海外の旅行会社やメディア向けの情報配信サービスを実施。昨年には訪日客特化型ホテルを開業したほか、国際チャータ専門会社を子会社化している。訪日観光における垂直統合を目指しており、今回の出資により、フリープラスだけでは成し遂げることができなかった事業が実現できるとコメントしている。