全日空(ANA)は、新型コロナウイルスの影響に伴う2021年1月から4月18日までの国際線の路線・便数計画の一部変更を発表した。3月6日から成田/ブリュッセル線を週1便で再開するほか、3月31日から羽田/ジャカルタ線を増便する。
このほか、春休みの帰国、日本への帰任や赴任による欧米から関西地域への需要を見込み、サンフランシスコ発関西行き、フランクフルト発関西行きの臨時便を運航。また、一部の期間、羽田/シアトル線を運行し、羽田/ロンドン線、パリ線を増便する。
ただ、依然として各国による出入国規制、需要低迷が続いており、1~2月は追加で2路線10便を減便、2路線4便を増便した。この結果、2021年1月の運航便数は41路線・1008便、2月は36路線・899便にとどまる。減便割合はいずれも83%となる見通しだ。