沖縄観光コンベンションビューロー、那覇市医師会と連携で、観光事業者のワクチン職域接種へ、夏休みの受け入れ態勢を整備

沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、2021年6月21日、県内観光業界の新型コロナウイルスワクチン職域接種について、那覇市医師会と覚書を締結した。また同日に沖縄県議会議長、沖縄県副知事に対して、広域ワクチン接種センター(大規模施設)を活用した観光従事者へのワクチン接種についても要請。事業者のワクチン接種を早期に進めることで、夏休みの観光客の受入れ態勢を整備していく考えだ。

OCVBによると、那覇市医師会との連携は医師会からの申し出によるもの。医師会が医師および看護師の確保と派遣に協力。接種会場は、OCVBやOCVBに関連する観光事業者が準備する。

締結式で、那覇市医師会会長の山城千秋氏は、沖縄観光の低迷が続く中、夏休み前の緊急事態宣言の延長は「観光産業の危機的状況」とコメント。「県外からの観光客の皆様を安心安全でお迎えするために、観光産業に携わる人たちの一日でも早いワクチン接種が必要」と、早期のワクチン接種の必要性と意欲を示した。

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