【図解】日本人出国者数、4月は12.9万人に拡大、2年ぶりのハワイツアー効果も　－日本政府観光局（速報）

日本政府観光局（JNTO）によると、2022年4月の日本人出国者数（推計値）は12万9200人となった。

日本人出国者数が10万人を超えたのは2020年3月以降、2年ぶりのこと。出入国規制を緩和する海外諸国・地域の増加や、日本政府が2022年3月に水際対策を緩和したことで、ゴールデンウィーク中の海外旅行を手配する人が増加。4月に日本政府が感染症危険情報を「レベル2」に引き下げた後は、旅行会社が2年ぶりにハワイツアーの催行再開を決定。ゴールデンウィーク初日には、ほぼ満席の航空便でハワイ旅行に出発する旅行者の姿が報道された。

ただし、コロナ以前の2019年同月と比べると、92.2％減（2019年同月の実数：166万656人）だった。

日本発の国際線実績（航空データ：OAG社）でも、海外渡航の回復の兆しが見られる。2022年4月に国内主要6空港（成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌）から出発した国際線は、便数は前年比4.0％増の3223便、座席数は6.3％増の79万6237席となり、増加傾向となった。

直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

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