世界的なデータ分析グローバルデータ社は、2022年第2四半期におけるTwitter上での旅行関係のツイートが前年同期比で250%も増加したことを明らかにした。
世界各国が旅行規制を緩和するにつれて増加しているが、最近のツイートでは、航空運賃や宿泊費など旅費に対する影響に関するものが増えているという。
米国労働統計局によると、今年5月に米国のインフレ率が過去40年で最高を記録したことで、航空運賃も前月比で37.8%上昇。Twitterでも、6月の第2週には、このトピックに関するツィートが急増した。
グローバルデータでソーシャルメディア分析を担当するスミタラニ・トリパシー氏は「インフレ率の上昇、金融市場の低迷、航空運賃の高騰などによって、旅行計画を中断する人が増えるにつれて、インフルエンサーのツイートにもその影響が見られるようになるかもしれない。今後の需要は、インフレのために安価な商品やサービスが好まれる傾向が強まる可能性がある」とコメントしている。