立命館アジア太平洋大学(APU)は、2023年4月に「サステイナビリティ観光学部」を開設する。理論と実践の両面からアプローチし、グローバルな観点からサステイナビリティと観光を組み合わせ、「環境・社会・経済・文化」を総合的に学べるようにする。持続可能な社会と観光にかかわる現代的な課題や地球規模の問題を解決することのできる人材を育成したいとしている。
「サステイナビリティ観光学部」は、サステナイビリティと観光のどちらの専門性も取得できる。具体的には、環境・社会・経済・文化の4要素を網羅した9つの専門型科目群を用意。独自のカリキュラムで、即戦力、多様なキャリアを育みたい考えだ。
なお、教員は12カ国・地域出身の25名で、環境・観光・国際協力・まちづくり・ICT 分野のスペシャリスト、学術誌の編集者、政策提言経験を持つ人材をそろえた。入学定員350名。
APUは大分県別府市にあり、94カ国・地域出身の外国人留学生が学生の半数を占める。