JTB、新幹線をイベント会場として販売、「号車買取り」か「16両すべて貸切り」、車内放送や装飾も可能

JTBは、JR東海と連携し、東海道新幹線の新サービス「貸切車両パッケージ」の販売を開始した。東海道新幹線を1車両(号車)を団体向けに貸切。モニターや音響設備なども貸し出し、利用客がオリジナルの車内装飾や車内放送ができるようする。JTBでは、移動空間を新たなオリジナルイベント会場として提供していく考え。

商品は、定額料金を支払うことで該当号車を貸切できる「号車買取プラン」と、定額料金を支払うことで東海道新幹線16両編成すべてを貸切できる「編成貸切プラン」。最繁忙期(年末年始・GW・お盆など)を除き、全期間・全営業時間帯での利用が可能(混雑状況により、利用できない場合もある)。利用区間はJR東海管内(東京~新大阪)の「のぞみ号」停車駅区間。申し込みは出発日の2ヵ月前まで。

オリジナル号車限定車内放送(N700S利用時に限る)のほか、車内液晶モニター、マイク、スピーカー、車内広告枠の使用、乗務員(車掌・パーサー)制服の貸与、車両通路でのレッドカーペットの敷設、駅改札のサイネージへのオリジナル画像配信などをオプションとして提供する。

JTBでは、社員旅行・研修旅行、報奨旅行・周年記念事業、PRイベントなどでの利用を想定している。


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