サービス産業生産性協議会は、2022年度「JCSI(日本版顧客満足度指数)」を発表した。調査・分析を行った34業種、342の企業・ブランドの総括として、ランキング対象の結果をまとめたもの。
それによると、年間総合トップは「劇団四季」。宿泊施設では、「帝国ホテル」が5位、「ドーミーイン」が7位、「リッチモンドホテル」が8位、「ホテル日航」が10位となった。また、「東京ディズニーランド」は9位。帝国ホテルは業種別満足度で14年連続1位となった。
このほか、旅行関連分野では、「ジャルパック」が13位、「スカイマーク」が14位、「一休.com」が15位、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が17位、「スーパーホテル」が18位でトップ20入りした。
2022年度調査対象の観光・飲食・交通系業種の業種間比較では、スコアの高い順で並べると、エンタテインメント、シティホテル、ビジネスホテル、旅行、カフェ、国内長距離交通、飲食、近郊鉄道となった。旅行のスコアは、2019年度から2年連続で低下した。