ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarin(アバターイン)社に対し、日本政策投資銀行(DBJ)と三菱UFJ銀行が総額20億円の第三者割当増資を引き受けた。
DBJは、同事業が人の意識・技能・存在感をロボットに伝送する次世代移動インフラの開発・普及に寄与するとして、特定投資業の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド」を活用して投資実行。三菱UFJ銀行は、少子高齢化による労働力不足や人の行動様式の変化に伴うデジタルシフトなどの社会課題解決に寄与すると判断し出資した。
avatarinは今回の増資により、ANAホールディングスからの出資額と合わせ累計40億円の資金到達を完了。アバターロボット「newme(ニューミー)」の海外を含む展開の加速、アバター技術の核となるアバターコアの開発・研究を強化する。