北海道ニセコ、タクシー不足解消へ新施策、他営業圏からタクシー車両と乗務員の応援隊

北海道ハイヤー協会、倶知安町、ニセコ町およびGO社は、新たなタクシー活用法として「ニセコモデル」を立ち上げる。これは、冬季期間のインバウンド増加に伴うオーバーツーリズム対策として実施するもの。期間限定でタクシー車両・乗務員を他営業圏から派遣し、ラストワンマイルの足を確保する。

ニセコエリアでは、12月~3月の繁忙期間は移動需要が局地的に増加するため、観光客、地元住民ともにラストワンマイルの移動が困難となっている。一方、地元のタクシー会社は、ドライバー不足に加えて、採算性から閑散期に応じた車両数で稼働せざるを得ないのが現状だ。

「ニセコモデル」では、ニセコエリア限定で、タクシーの営業区域外旅客運送と遠隔点呼の仕組みを活用し、札幌など他エリアからタクシー車両と乗務員を応援隊として派遣する。乗務員の宿舎確保や滞在費補助は町が担い、車両はアプリ注文限定とする。

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