宿泊施設での「スキマバイト」、人手不足で募集人数は過去最高に、経験者「今後もホテル・旅館で働きたい」は75%

スキマバイトの「タイミー」はこのほど、ホテル業界のスキマバイト利用実態レポート及びホテル勤務経験者へのアンケート調査結果レポートを公開した。ホテル業界はインバウンド需要の回復により深刻な人手不足に直面しており、その実態を調査したもの。

ホテル業界のスキマバイト利用実態レポートによると、インバウンド需要の急回復や宿泊施設の人手不足の現状を反映し、繁忙期となる2023年12月にタイミーに掲載されたホテル・旅館の募集人数が過去最高を記録。タイミーに求人を掲載するホテル・旅館の事業者数は、前年同月比で約4.2倍となった。

また、ホテルの新規開業が増加していることから、開業前や開業時からスキマバイトを活用する例も見られようになっているという。

地域別で見ると、関西エリア や北海道エリアでの募集人数の伸びが著しく、いずれも2023年12月は過去最高を記録。前年同月比で関西エリアが約3.8倍、北海道は約2.2倍となった。

発表資料より

勤務経験者の約半数が長期就業意向

ホテル・旅館での勤務経験については、未経験者が約59%、経験者が約41%。タイミーを通じてホテル・旅館で働いた回数は、「2回以上」が約80%で最も多く、「11回以上」も約14%にのぼった。経験者へのアンケートでは、業務は客室清掃や宴会スタッフ、キッチン、レストランなどのほか、多言語対応や送迎(送迎車・マイクロバスの運転手)など特定のスキルが求められている。

勤務後のホテル・旅館で働くイメージについては、「向上した」が約48%。未経験者に限ると約54%となった。イメージ向上の内容は「勤務前に想像していた以上に職場の人たちが親しみやすいと感じた(61.8%)」「勤務前に想像していた以上に自分にできる仕事がある(色々な仕事を任せてもらえる)と感じた(53.9%)」が多く見られた。

さらに、約48%が直接その企業で長期就業したいと回答。未経験者に限っても約47%にのぼった。

このほか、「今後もホテル・旅館で働きたい」と答えた人は約75%となり、最も多かった理由は「希望の時間に合致しているから(69.2%)」となった。そのほか、「職場の人が優しかったから(42.0%)」「ホテルの仕事が楽しいから(31.8%)」が挙げられた。

発表資料より

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