【年頭所感】リンクティビティ代表 孔成龍氏 ―シームレスな移動と観光を実現、地方の発展に貢献

交通と観光のデジタルインフラ構築を手がけるリンクティビティ(LINKTIVITY)代表取締役 孔成龍氏が、2025年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

孔氏は、2024年は1000万人を超えるインバウンド旅行者が同社のサービスを利用したことに自信を示す一方で、一部地域や事業者でオーバーツーリズムにより満足度が下がり、受入側も運営負担が高まっていることを危惧。販売、管理だけでなく、現地でのハードウェアソリューションを組み合わせることで、1時間の待ち列を15分に短縮できた事例なども紹介し、シームレス・ボーダレスの移動と観光を実現するために地域にさらに入り込むことでその発展に貢献し、異文化交流促進の一翼を担いたいと表明した。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


年頭所感

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

交通・観光企業の皆さまにおかれましては、日頃より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

インバウンド利用人数が1000万人超え

LINKTIVITYは交通と観光においてのデジタルインフラを構築し、インバウンド旅行者が交通と観光商品の購入から利用までの真のシームレスを実現することに努力してきました。ストレスフリーで日本を移動・観光し、日本観光の満足度を上げることで、より多くの世界の人が日本を訪ねることに繋げることを目指しております。

その結果、2024年は、1000万人を超えるインバウンド利用者がLINKTIVITYサービスを通じて、日本でのシームレスな交通利用と観光を体験することにつながりました。

旅行体験改善、1時間の待ち列を15分に

一部地域や事業者においては、インバウンド旅行者の訪問が集中して満足度が下がることと、事業者側の運営負担が高まることを見かけました。

LINKTIVITYは販売と管理のソリューションのみならず、現地でのハードウェアソリューションも一緒にパッケージで提供することで、現地販売・外部販売・直販と現地の利用と業務管理をワンストップで繋げることを複数の交通・観光施設様で実現し、例えば一部事業者においては1時間の待ち列を15分に短縮することに成功しました。

移動と観光をシームレスに連携

先日通天閣様と南海電鉄様による資本提携並びにまちづくりの強化が発表されたかと思います。交通移動と観光を連携し、エリア観光を発展する動きは今後更に重要になるかと思われます。

LINKTIVITYは交通と観光、交通と交通を更にシームレスに繋げるソリューションの開発を努めてまいりました。特に都市部においては観光の活性化に一部成果に繋げる事例もございます。今後は地方にも更に入り込むことで、地域の発展にも貢献して行きたいと思います。

観光産業は平和で成り立ちますが、平和は交流と理解を深めることで実現できるかと思います。LINKTIVITYはこれからも交通事業者、観光事業者のみならず、各パートナー企業と連携を深めることで、シームレス・ボーダレスの移動と観光を実現し、異文化交流の促進の一翼を担っていきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

リンクティビティ株式会社

代表取締役 孔成龍

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