ハワイ州知事、不要不急の旅行の自粛を要請、住民と旅行者に、「今、旅行するのは危険」

AP通信によると、ハワイ州のデービッド・イゲ知事が、デルタ株の感染拡大を抑え込むため、住民およびハワイ旅行を計画している旅行者に対して、不要不急の旅行の自粛を求めた。知事は、「今、旅行するのは危険な時期」とコメント。2021年10月末まで旅行を制限する意向を示した。

ハワイの7日間平均の新規感染者数は8月23日には671人になり、4週間前の3倍以上と感染拡大が続いている。

ハワイでは感染拡大を受けて、8月11日から新たな行動制限を開始。屋内での集会を10人、屋外での集会を25人に制限している。また、屋内での感染リスクの高いレストラン、バー、ジム、他施設では収容人数の50%まで、飲食時のマスク着用などを義務付けた。

ジョージア工科大学の数値モデリングツールを活用すると、オアフ島では現在、10人のグループで感染が発生する確率は20%。100人規模になると、その確率は90%になるという。

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