米旅行産業ニュース「フォーカスワイヤ」によると、米金融サービス企業「シティ(Citi)」が、今秋、新たに旅行予約プラットフォーム「Citi Travel」を立ち上げる。ブッキング・ホールディングンス傘下のブッキング・ドットコム、ロケット・トラベルと提携して行うもの。
ブッキング・ドットコムによると、Citi Travelはウェブとアプリの両方で展開。ホテル、航空券、レンカターなどの比較検索サービスを提供するという。また、支払いは、シティカードあるいはそのロイヤルティポイントで行うことができるようにする。
さらに、ロケット・トラベルが管理するコールセンターを活用して、24時間無休のカスタマーサポートも提供する計画だという。
最近では金融関連サービス企業による旅行サービスへの参入が相次いでいる。OTAホッパーは、キャピタル・ワンをパートナーに「ホッパー・クラウド」を立ち上げ、アメリカン・エキスプレスは体験予約のゲット・ヨア・ガイドと提携。また、英国の金融アプリRevolutはエクスペディアと協業しているほか、JPモルガン・チェースは新たな旅行ポータルサイトを開発中だ。
※この記事は、世界的な旅行調査フォーカスライト社が運営するニュースメディア「フォーカスワイヤ(PhocusWire)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいて、トラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
オリジナル記事:CITI LAUNCHES NEW TRAVEL PLATFORM WITH BOOKING.COM